コロナ禍の中、米中関係が悪化している。

先月、中国政府が米国領事館を閉鎖した。
対抗措置で米国もヒューストンにある中国領事館を閉鎖。
香港に対する国家安全維持法導入にも制裁と。
ポンペオ国務長官は歴代大統領が取ってきた中国との関与政策を「失敗に終わった」と。
TikTokまで規制し、マイクロソフトに買収させようとしている。

そして、周辺国にも変化がおきている。
貿易で関係の深いオーストラリアが中国離れし、インドtの国境でも紛争があり、
尖閣諸島周辺は中国船がうろついている。

世界的に見て中国への対立勢力が分かれはじめてきたのは危機感を覚えるが・・・。

「トゥキディデスの罠」という政治学者グレアム・アリソンが造った言葉が本格化してきそうだ。
古代ギリシャの歴史家トゥキディデスが指摘した「新興国が覇権国に取って代わる」という時に
起きる戦争のことだ。

アリソン氏は2017年の著書で米中戦争は75%の確率で起きると言っている。

過去500年で「新興国が覇権国に~」ということが16回ありその内12回が戦争になった。
そうならなかったのはたったの4回だけだ。
ということで75%なのだが、あまいのではないか?

この75%は通常の新興国VS覇権国だ。
現在はコロナに地球温暖化による気候危機、世界経済の限界などの要素が加わってくる。
そうなると、米中戦争の確率はさらに高くなるだろう。

さらにいえば、地球カレンダーも残りわずか。
人類滅亡間近の出来事としては充分にありえるということだ。

~参考~
DIAMOND online<https://diamond.jp/articles/-/147978
朝日デジタル<https://www.asahi.com/articles/ASN7Z3FSRN7WUHBI00L.html
地球カレンダーが判明、滅亡まであと〇〇年!